出雲ぶっひ~ず

ふうさんと大左エ門のシニアな暮らし

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消えたふうさん

お昼前にぶひたちの留守番状況をチェックする。

あれ?大左エ門がクレートから出ている。
何かあったのか?
20190212 (1)  

しかも大左エ門の後ろ。
ソファーの後ろの右端のふすまがわずかに開いている。

カメラを左右に動かして部屋をチェックするも
ふうさんの姿がない。

また外に誰かの影でもみつけて見に行ったのか?と
しばらくしてからまたカメラをチェックするも
いっこうに姿がない。

20190212 (3) 

大左エ門は、ふうさんの消えたクレートの中に入ろうとしていた。
大左エ門の「隣の芝生が青く見える病い」は、
相変わらず続いているようだ。
いつも自分のベッドよりもふうさんが寝ているところのほうが
良く見えるらしいのだ。

20190212 (4) 

それにしてもふうさんは、どこへ消えたのだろう?
確かきちんと玄関の鍵は閉めたし、外には出られないはず・・・。

おそらく、ソファの背に乗ってふすまをあけて
隣の部屋に行ったのだろうが、
隣の部屋にいるか、そこからまた廊下に出て
キッチンのほうへ行ったか、まさかオモテの座敷には
行ってないだろう・・・・。

と、いろいろ想像するも一向に姿が見えないので
心配になってくる。

時々、牛乳屋さんとか何かの配達の人の気配がすると
通用口に行って確認して「ウォンウォン」と
吠えまくっているのだけど、今日みたいに寒い日は
人が帰れば、すぐにふうさんも自分のクレートまで
戻ってくるのに・・・。

今日は、そんな気配もない。

本当は今日は仕事を定時プラス1時間やったあと
美容院に行ってから帰ろうと思っていたのに、
心配になったので定時でいったん家に帰ることにした。

帰ってまずふすまの開いた隣の部屋を覗くもいない。
廊下側の障子が開いていた。

そしてキッチンを覗くと

20190212.jpg 

 いーたーよー

偽物のファーの上で寝ていた。

まぁキッチンは寒いのに、こんなとこで寝て。
グーグーと呼吸するたびに身体が震えているように見えた。
でも熟睡していたようで、しばらく私がそこにいることに
気が付かなかった。

とはいえ、私はまだ美容院の予約があったので、
ちょっとだけ散歩に連れてでて、すぐにまた出かけたのだった。

20190212 (5) 

お留守番、お疲れちゃんでしたね。



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